コーヒーブレイク😁 ~いろんなお話し~
こんにちは、せなパパです。(。・∀・)ノ゙
今回は少しだけ、福祉のことを離れた?お話しもしてみたいと思います。
まず、このブログでは我が家の愛犬の写真もアップしてますが、その3匹の愛犬たちの紹介をします。
まずは、私は愛犬たちのパパですので、長男の“まる”から紹介します。
“まる”は愛称「まるしゃん」です。
今年で7歳になった男の子で、マルチーズです。😺
「心優しくて怒りんぼう」な性格です。
いつも他の2匹にいじられて怒っていますが、噛んだりしないので、いつもやられてます。
次は長女の“リリィ”ですが、愛称は「リリたん」もしくは「リーたん」です。
もうすぐ2歳になる女の子で、マルプーです。😸
「脱力系女子で、すぐにキレる、凶暴な甘えんぼう」です。
はじめは家の破壊王でしたが、最近おとなしくなってきて、お姉さんらしくなってきました。
そして、次男で末っ子の“せな”ですが、愛称は「せなくん」です。
来月で生後6ヶ月になる男の子で、マルポメです。😼
「落ち着きのない食いしんぼう」です。
いつも家のなかを散らかして回って、人の話を聞いては人の顔を見て、首をかしげて何やら考えごとをします。
よく「まるしゃん」や「リリたん」のしっぽや耳を咥えて引っ張っては、2匹に怒られています。😂😂
でも「リリたん」とは、よく一緒に遊んでいるみたいです。
こんな3匹ですが、私の心の癒やしになっています。
最近、思ったことをお話ししますね。
ラジオで聞いたのですが、人も自然界の「生態系」のなかに組み込まれているという話を知っていますか?
私には、人は自然破壊や環境破壊やなんやらで自然界には悪影響を与えてしまっている印象が強かったのですが、興味深い内容に思えました。
田んぼや畑や人工林も生態系の中に組み込まれていて、それがあるからこそ生きていける生物たちがいて、しかも、自然と調和しているというというのです。
また、あるおじいさんがほそぼそと漁を営んでいて、その方が獲物にしている魚を捕る人は他にはいなかったそうです。
その状態がずっと続いていたそうなんですが、ある時、そのおじいさんが体力的なこともあってその漁をやめてしまったら、その魚が増えてしまって、その結果、その魚が捕食していた生物がいなくなってしまったそうです。
「生態系」が壊れてしまったんですね。o( ̄┰ ̄*)ゞ
おじいさんが漁をしている間は「生態系」が保たれていたのが、おじいさんが漁をやめてしまったら壊れてしまったらしいのです。
その「おじいさん」も自然の「生態系」の中に組み込まれていたんですね。
そう考えると、その「おじいさん」の存在は偉大だったんですね。🥰
この話を聞いて、私はある希望をもつことができました。
それまで私は、たとえば、ノーマライゼーションの行き届いた社会ができたとしても、それはあくまでも人間が作り出した社会なので、自然界と調和することができるのかな?なんて思ったりしてました。
人間が作り出した社会は自然破壊や環境破壊によるもので、自然界とは調和しないんじゃないかと考えていたからです。
しかし、この話を聞いて、人間が作り出した社会も自然と調和することができる可能性があると思えて、とてもうれしい気持ちになれたものでした。🧡💛
そういえば、考え方が変わったかな?と思えることを、もうひとつ思い出しました。
私が聞いた話なのですが、本州のどこかの精神科病院に勤めている精神保健福祉士の方の話です。
その精神保健福祉士の方を仮にSさんとします。
その精神科病院には、薬物依存症をかかえた、男性のデイケアのメンバーさん(患者さん)がいました。
そのメンバーさんは、いろいろあって向精神薬に依存して、多量に服薬(オーバードーズ)し、日常生活をまともに送れなくなっていた過去をもっていました。
仮にその方をAさんと呼ぶことにします。
Aさんは、断薬することができていて、断薬して60歳を過ぎてから、初めてギターを自己流?で練習してバンド活動に参加し、卓球やテニス、バドミントンなども始めて、道具を一式そろえて精力的に活動していました。
60歳を過ぎているとはとても思えないほど若々しく見えました。
ただ、バンド活動をしていた影響もあるのでしょうか、格好がやや派手?で、デイケアにはサングラスをかけて参加したりしていました(実は、サングラスはファッションというよりは白内障かナニかの影響で眩しいのでかけていたらしいです)。
また、その方はいろいろと周囲のことに気づく方で、病院やデイケアの観賞植物の元気がないことに対してや病院やデイケアのやり方まで、「ああした方が良い、こうした方が良い」と病院やデイケアスタッフに助言(クレーム?)をしてくれたりしていました。
そういうこともあってか、病院やデイケアのスタッフは、Aさんのことをあまり良く思っていないようでした。
また、他のデイケアメンバーさんからも、「こわい」とか苦情があがっているようでした。
病院やデイケアのスタッフ、他のデイケアのメンバーさんとモメることもありました。
しかし、SさんはAさんに対して、むしろ好印象をもっていました(時々、「なんか理屈っぽい人だな~」なんて感じることはありましたが)。
「なんて活動的な人なんだ!薬物依存症におけるリカバリーを体現している人だ!」
なんて感じていたそうです。
ある時、その病院でAさんの行動が問題になり、Aさんのデイケアを含めた病院内施設利用を制限できないかという話し合いがなされました。
理由の一つに、「他のデイケアのメンバーさんが、Aさんのことをこわがって利用したがらなくなっている」というのもありました。
Sさんは「とんでもないことだ」と思いました。
「せっかくのAさんにとっての社会参加の場の一つである、この場所の利用を制限するなんて、Aさんから奪ってしまうなんて間違っている」と。
ドクターからも話がありましたが、そのドクターはSさんと一緒でAさんに対して好意的でした。
ドクターは「私はAさんに対して悪い印象はもっていない」と言ったうえで、「Aさんを理由にデイケアの利用をしたくないと言っているメンバーさんは、たとえAさんがいなくても、なにかと理由をつけて利用しなくなる」と話したのです。
他のコメディカルスタッフたちは「う~ん」と考えこんでいる感じだったそうです。
Sさんは、「Aさんに好印象を抱いている自分は、この病院では孤立している」と感じていたので、この時のドクターの言葉をとてもうれしく感じたそうです。
Sさんは、「精神科病院やそのデイケアは、まったく周囲に迷惑もかけず、問題行動も起こさない人ばかりを受け入れていても意味がない」と思っていました。
Aさんが少々クレームじみたことを言ったとしても、それがAさんの活力源になっているのであれば、むしろ光栄ではないか、また、病院やデイケアを、Aさんが問題行動とされる行為をしなくてすむような環境にすれば良いではないか、と思っていました。
そのうち、病院側からは何もしなくても、Aさんは病院やデイケアには来なくなりました。
しばらくして、Aさんが病院やデイケアには来なくても、関連施設の地域活動支援センターにはちょくちょく顔を出していることが分かりました。
その後、Sさんも仕事で何度かそこに足を運ぶことがありましたが、久しぶりにAさんの顔を見れてとてもうれしく、声をかけては、つい長時間話し込んでしまったそうです。
「地域活動支援センター」(基本無料で利用できる)は、デイケアを医療的な場所(有料)とすると、それよりもっと福祉的な場所といえます。
AさんはAさんの居場所を自分で見つけたんですね。(少し安心しましたε-(´∀`*)ホッ)
以前の私は、「社会モデル」にこだわりすぎて、「すべてはこうでなければならない」と思っている感がありました。
しかし、病院のような施設は今でも基本的には「医学モデル」が主流であって、「医学モデル」のサービスを行う場だと思います。
今の私は、いろんなサービスがあって良い、医療的アプローチは、それはそれで必要なアプローチであることに間違いはないわけであって、自分がどうアプローチがしたいか、どのアプローチが好きなのかが問題なだけだと思うようになりました。
やっぱり福祉がらみの話になってしまいましたね。(T_T)
ちょっと理屈っぽくて、難しく感じちゃいましたかね?
長くなったのでここまでにします。(∪.∪ )...zzz